鎌田の夏の移籍先がいよいよ本決まり?プレミアでもなくラリーガでもなくブンデス! フランクフルトと同国であるドルトムント濃厚なステップアップ先が最高のクラブである理由とは? 鎌田のステップアップ先が間違いない4つの理由それぞれをゆっくり解説。
これはいよいよ鎌田の移籍先が本決まりかな?という感じだね。
イタリアのジャーナリストでYoutubeにも150万人以上の登録者をもつファブリツィオ・ロマーノ。
影響力や情報の正確性では信頼できる彼が鎌田の移籍についてTwitterで言及。
「6月でフリーになる鎌田をドルトムントが獲得目前に迫っている。近日中にサインがされる可能性があり、」
「あと3クラブからアプローチがあったものの、口頭で5年契約に合意した」
とつぶやいている。ドルトムントかー!
鎌田にはプレミアのビッグクラブ、そしてバルセロナからもオファーがあったと報道がありましたが…。
その中ではもっとも堅実かつ現実的な内容のオファーだったのかな。
ドルトムントは確かにブンデスのビッグクラブですけどねぇ。
その感じから察するに、ブンデスではなくプレミアやラリーガのビッグクラブに行ってほしかったみたいだね?
そういうわけじゃないですけど、例えばバルセロナとかに日本人が、と思うとやっぱりテンションが上がります!
確かにね。ただこの選択自体は悪くない。というか、かなり良いと思うよ。
うーん、その理由を聞かせてください!
今言ったようにドルトムントはブンデスのビッグクラブだよね。
レヴァンドフスキ、香川、ゲッツェ、ギュンドアンなどとともにクロップが築いた黄金期もあったように、
潜在能力は非常に高く、国内ではバイエルンに次ぐビッグクラブ。
鎌田にとって環境を変えず、さらに相手の事も知っているリーグでクラブだけをステップアップする。
これは鎌田側だけではないよ。ドルトムントもフランクフルトとは何度も対戦している。
今季も12節でフランクフルトとドルトムントは対戦しているんだけど、その試合で鎌田は見事なミドルを決めている。
セカンドボールを拾ったところから空いたスペースを見事に使ってゴール。実に鎌田らしいプレーだったよね。
そういったとこも対戦相手であったブンデスのクラブはよく知っている。
つまり、鎌田をどう使うかという点で鎌田の実力をよく知っていて、具体的にプランがあるという事ですね。
他国のクラブでもそうだと思うけど、やっぱり日頃対戦するブンデスのクラブの方がよく知ってると思うな。
そういう意味で移籍後の鎌田のプレーや起用方法にブレがない。これが堅実で、かつ現実的な良い選択だと思う理由の1つ。
うーん、なるほど。
もちろんフランクフルトも良いクラブ。昨季は悲願の欧州タイトル。そして今季はCLでも勝ち残ってるし、ブンデスでも上位。
ここからブンデスの中でステップアップするとなったら、バイエルン、ドルトムント。あとは資金力のあるライプツィヒ。
これぐらいしかフランクフルトを上回るクラブはないと思うんだけど、
ドルトムントは優勝こそ遠ざかっているものの、5年連続でCLに出場。
2021-22こそグループステージで敗退したものの、それ以外は常にベスト16までは進出。
フランクフルトが今季成し遂げたことを毎年のようにやっているクラブって事か…。
そういう意味ではステップアップするにふさわしい数少ないクラブからのオファー。
これを前向きに受け入れたというのは海外のリーグで挑戦するよりも、鎌田自身がプレーしやすいんじゃないかな?
なるほど…。
もう1つ付け加えるならば、ドルトムントを経由して、世界でも数少ないメガクラブへの移籍が頻繁に行われている事。
つまり、ドルトムントですらステップアップする過程としてとらえる事ができるという事ですね。
そうだね、日本人でも香川がドルトムントの中心選手としてプレーし、当時世界でも有数のクラブだったユナイテッドに移籍。
近年であっても例はたくさんある。
シティの怪物FW、ハーランドはザルツブルグを経由して、ドルトムントへ。
ブンデスで毎シーズン出場試合数とほぼ同じゴールをあげるという怪物ぶりが評価されてメガクラブへ移籍。
移籍先のシティでは得点源として大活躍しているのはご存知の通りだよね。
ですねー。あの人はすごすぎる…。
FWだけでもいくらでもあげられるね。バルサのレヴァンドフスキはドルトムントを経由して、バイエルンへ。
ブンデスのシーズン最多得点である41ゴールをはじめ、毎シーズンのようにゴールを量産。
ドルトムントで過ごした4年間の倍、8年間をバイエルンで過ごし、バルサへ。
今チェルシーにいるオーバメヤンもドルトムントで見事にステップアップ。
得点王を取るなどリーグ144試合で98ゴールをあげてアーセナルへ。そこでも実績を残し、バルセロナ、そしてチェルシーへ。
ドルトムントのFWは怪物そろいですね…。
鎌田のポジションがどういう使われ方になるのかは不明だけど、中盤であっても
香川とともにプレーしたギュンドアンは香川移籍後もチームを支え、2016年からマンチェスターシティへ。
ワールドカップで日本を苦しめたペリシッチもドルトムントを経由してインテルで長くキャリアを築いたし、
ドルトムントからユナイテッドへ移籍したムヒタリアンやバイエルンへ移籍し、今は鎌田とチームメイトのゲッツェ。
多くの選手がドルトムントを経由して世界中のビッグクラブに移籍しているよね。
つまり、鎌田がドルトムントでもフランクフルトのように確固たる地位を築く事ができれば…。
その時こそ、メガクラブへの移籍のタイミングと言えるんじゃないかな?
早くその時が来ればよいのですが…。
鎌田ももう26歳だからね。仮に5年契約だとすれば契約が満了するころには30歳を超えている。
契約期間中にもう1段階ブレイクして、高額の移籍金を残して更にステップアップが双方にとって良い結果かもですね。
ちなみにドルトムントから今季終了後には恐らくメガクラブへ移籍するだろうと言われているのがベリンガム。
弱冠19歳ながらイングランド代表としてもカタールW杯で鮮烈な印象を残し、
クラブでもドルトムントを支えている若き才能はシティやレアル、リヴァプールなど多くのクラブが狙っている逸材。
他にも過去にはバルセロナやシティなど多くの移籍の話がありながら、ドルトムントに長く残留し、チームの象徴的な存在のロイス。
33歳の彼も今年の夏に契約満了を迎え、チームを離れるのでは?と噂されている。
さらにドイツ代表のダフードも今年の夏で契約満了。プレミアの多くのクラブが狙っているという話。
これらの3選手は全て中盤の選手たち。つまりドルトムントとしても早急に補強が必要なポジション。
鎌田にかかる期待の大きさがひしひしと伝わってきますね!!
もちろん残留してくれればチームとして層が厚くなるわけだし、鎌田もスタメン争いは望むところだろうと思うけど、
鎌田は今季ボランチのポジションも任されプレースタイルの幅も広がっているし、ここまで7ゴールと得点力もある。
ドルトムントにとってはうってつけの選手なんじゃないですか?
そうだね、ドルトムントの中盤は今オフの最大の補強ポイントだろうし、鎌田に本当に合ってると思う。
がぜんドルトムント行きに賛成したくなってきました…!
昔も今も、ドイツ代表や各国の代表を揃えた選手たちはハイレベルだし、なんといっても観客動員数。
観客動員数ですか?
ブンデス自体が平均観客動員数が多いリーグとしても有名だけど、
ドルトムントのホームスタジアムであるジグナル・イドゥナ・パルクの収容人数は81356人とかなり大きなスタジアム。
そのスタジアムが毎試合満員になるレベル。世界でも屈指の平均観客動員数だね。
シティに移籍しゴールを量産しているハーランドもドルトムントについて
「8万人以上の観客の前で、この信じられないような雰囲気でサッカーをしたかった」
とつぶやいている。選手にとって良い環境でプレーできるのは確かだろうね。
ハーランドだけでなく、ドルトムントからライバルのバイエルンに移籍する事になったレヴァンドフスキもチームを去る際に、
「最後の試合後にサポーターからもらった言葉にはすごく感動しました。皆さんには心から感謝しています。」
とライバルチームに移籍する自分に対しても温かい言葉をかけてくれたサポーターに感謝の言葉を残し、
ドルトムントで一時代を築いた名将のクロップが無念の退任をするときにはサポーターはクロップに対して、
ありがとうというメッセージとともに巨大なコレオをスタジアムに掲げ、これまでの功績に敬意と感謝を示すと、
これを見たクロップが涙ぐみながら観客席に向かってガッツポーズを取るシーン。あれはいまだに忘れられないね。
ドルトムントサポーター、熱いですね!
そういうサポーターに応援されながらプレーするというのも本当に貴重な経験。
そして鎌田がこれらの選手や、同じ日本人である香川のように、チームにとって特別な存在になれたら良いよね。
鎌田ならきっとなれますよ!
私がドルトムントを推す理由は、まず環境。次に補強のポイントとして合致している事。
そしてさらなるステップアップが可能な事。最後に熱いサポーター。この4つだね。
まぁ、移籍確定のように言ってるけどあくまで濃厚なんだけどね…。
それを言っちゃあおしまいですが、どこかのクラブへ移籍するという事はほぼ確定事項ですもんね。
だね。どこに行っても応援するけど、私はドルトムントが良いと思うな。
いくつかの理由を聞けば納得です!私もドルトムント推しで!