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【海外サッカー】原口電撃移籍でシュトゥットガルト2年連続の残留争いを救うのは今年も日本人?移籍の決め手、今後の展望をゆっくり解説

2023年1月30日、原口元気がウニオン・ベルリンからシュトゥットガルトへ移籍することが発表された。 優勝争いをしているチームから残留争いをしているチームへの移籍となる。なんでシュトゥットガルト!?浦和レッズには戻らない!?原口元気の今後の活躍をゆっくり解説

ヨーロッパの移籍市場が閉まったね。

今年はワールドカップも開催されたから、 例年より活発な移籍市場に なったんじゃないですか?

そうだね。特に、今年の移籍市場は チェルシーが総額日本円で 約519億円を投じて、

アルゼンチン代表の エンソ・フェルナンデスを獲得するなどの 大型補強をしていたね。

後半戦のチェルシーには 注目ですね!

ところで、今年はJリーグから海外へ 移籍した日本人選手は たくさんいるんですか?

今年も日本人選手が 海外クラブへ多く移籍したよ。

例えば去年J1リーグでMVPを獲得した 横浜・F・マリノスの岩田、

ヴィッセル神戸の小林が スコットランドリーグの セルティックに移籍したね。

他には名古屋グランパスの相馬が ポルトガルリーグのカーザピアに、

鹿島アントラーズの三竿が 日本代表の守田も以前所属していた ポルトガルリーグのサンタ・クララに、

川崎フロンターレの谷口が カタールリーグのアル・ラーヤンに 移籍したね。

みんな海外クラブで 活躍してほしいですね!

そんな中、1月30日にびっくりする ニュースが入ってきたんだ。

どんなニュースですか?

ドイツブンデスリーガの ウニオン・ベルリンに所属する 原口元気が

同じくドイツブンデスリーガの シュトゥットガルトに 電撃移籍決定というニュースが・・・。

これは予想外なニュースですね。

原口といえばカタールワールドカップの メンバーに当確と言われながら 落選してしまいましたよね。

そうだね。原口は落選後の心境を、

「8年間ずっとそこにいたのに 今回だけいなかった。」

「とてもがっかりしている。」

と、コメントしていたね。

ワールドカップ予選のメンバーには 常に選ばれていましたからね。

でも実際ワールドカップ前は、 ウニオン・ベルリンでベンチスタートの 試合が多かったんだよね。

原口も、シーズン前半の状況を

「僕にとってあまり楽なものでは ありませんでした。」

「いつもよりプレータイムが 少なかった。」

と、述べていたんだ。 でも後半戦に向けて、

「スタメンの座を取り戻すことに 集中しています。」

「チャンスがきたら、 いいパフォーマンスが できる自信はあります。」

とも述べていて 実際、後半戦はまたスタメンでの 起用が増えていたんだよね。

まさに有言実行! それなのに、このタイミングで 移籍したんですね。

個人的には古巣である浦和レッズが 獲得するのではないかな? と思っていたんだ。

浦和レッズは今オフに 韓国Kリーグの蔚山現代に 江坂が移籍して、

ベルギーリーグのKVCウェステルローに 松尾が期限付き移籍したから、

中盤のポジションを複数こなせる原口は 浦和レッズからすると、喉から手が出るほど 獲得したかったはずなんだよね。

原口は確か、Jリーグに帰るなら 浦和レッズ以外考えられないというような 発言もありますよね。

でも原口ってドイツでいろいろな チームを渡り歩いているから、

まだ海外でやれそうだし Jリーグに復帰するタイミングでは なかったんですかね?

そうかもね。原口は2014年の夏に 浦和レッズから ヘルタ・ベルリンに移籍して、

その後、デュッセルドルフ、 ハノーファー、 ウニオン・ベルリンへ移籍。

今回のシュトゥットガルトは 原口にとってドイツ5クラブ目の チームなるんだ。

ドイツの5クラブでしっかり 結果を出しているということですね!

そうだね。Jリーグにいた当時は 派手なドリブラーという イメージが強かったけど、

ドイツでプレーをしていくうちに、 いろいろなポジションで献身的に泥臭く プレーするスタイルに変わったね。

その時々のチーム状況、自分の実力を 冷静に分析した結果だろうけど、

プレースタイルを変えながらも ドイツブンデスリーガで 活躍しているんだからすごいことだよね。

そういえばフランクフルトの長谷部も 浦和レッズ時代は攻撃面がフォーカス されていたイメージだったけど、

今ではセンターバックでプレーするなど 守備面でフォーカスされていますよね。

なんだか原口と長谷部は似ていますね。 原口もきっと心を整えたんですね。

「心を整える」は必読だね!

でもやっとスタメンの座を 掴みかけていたのに、 なんで移籍したんですかね?

具体的な理由は原口本人の口から 語られていないから分からないけど、

移籍理由を少し考えてみようか。

よろしくお願いします!

ウニオン・ベルリンは今季開幕戦の ヘルタ・ベルリン戦を3対1で快勝して 良いスタート切り、

ライプツィヒやバイエルンといった 強豪相手にもしっかりと勝ち点を獲得して、

一時は首位を走っていたりしたんだよ。

そうなんですか! 原口は勢いのあるチームで プレーしていたんですね。

1月末時点でも2位につける好調を 維持しているんだよね。

このまま好調を維持できれば 来シーズンのチャンピオンズリーグの 出場権も獲得できそうですね。

ウニオン・ベルリンを好調に 導いているのは間違いなく2018年に 就任したフィッシャー監督の手腕だね。

フィッシャー監督の指導の下、 ウニオン・ベルリンは最初から ブロックを敷いて守るのではなく

前から奪いにいくサッカーを 展開しているんだよね。

チームのために献身的にプレーする 現在の原口のプレースタイルと マッチしてそうですね。

原口は準スタメンクラスの 扱いだったのかもしれないけど、

浦和レッズに復帰しないなら ウニオン・ベルリンで

チャンピオンズリーグを目指して 今季は戦うと思っていたんだ。

なるほど。確かにチャンピオンズリーグに 出れるなら移籍しないという 考えもありますよね。

ではシュトゥットガルトの チーム状況はどうなんですか?

シュトゥットガルトは 日本代表でカタールワールドカップにも 出場した遠藤と伊藤が所属しているよね。

あー!そうでしたね。 これで日本人選手3人が 所属することになるんですね。

過去には岡崎や、酒井高徳、 カタールワールドカップの初戦ドイツ戦で 逆転ゴールを決めた浅野も所属していたね。

浅野と聞くと、なんだか ワールドカップでのリュディガーの 煽るような走り方を思い出します。

U-21のチームにはパリ五輪世代の ディフェンダー、チェイス・アンリも 所属しているよ。

そして遠藤がチームキャプテンを 務めているんだよね。

そうなんですね。 なんとなくだけど、日本人に理解のある チームという感じがしますね。

でもシュトゥットガルトは1月末時点で 3勝7分8敗の15位なんだよね。

えー!15位なんですか・・・。 ドイツブンデスリーガって 確か全部で18チームでしたよね?

だね。15位なら降格はしないけど、 自動降格圏とは勝ち点2しか差がないし、

プレーオフ圏とは、 得失点差は上回っているけど 勝ち点は同じという状況なんだ。

残留争いの真っ只中なんですね。

シュトゥットガルトは昨年の最終節、 苦しみながらも遠藤の劇的ゴールで、 奇跡的に残留できたんだ。

今季こそ安定した勝利を目指して チーム作りを行ったと思うけど、

開幕9試合勝ちなしで スタートダッシュに失敗しちゃって、

昨年残留に導いた マタラッツォ監督も解任されたんだ。

その後ヴィマー暫定監督が指揮をして、 勝ち点を重ねていたけど、正式に ラッヴァディア監督が就任して、

現在はラッヴァディア監督のもと 今季も残留を目指すという状況なんだよ。

原口は優勝争いのチームから 残留争いのチームに移籍した ということなんですね。

そういうことだね。 ちなみに、原口は31歳で チーム最年長になるみたい。

早速遠藤がチーム最年長を いじる投稿をSNSでしていたね。

シュトゥットガルトは 若手主体のチームなんですね。

原口はJリーグに戻るなら浦和レッズ以外は 考えられないと発言しているけど、

それと同時に海外でのプレーに 満足するまでは浦和レッズに 戻らないとも発言しているんだよね。

だからまだ海外でプレー したかったんだろうね。

結構活躍しているように見えるけど、 まだ満足はしていないんですね。

シュトゥットガルトは今季残留争いを しているけど、

ドイツブンデスリーガからのオファーで シュトゥットガルトとの契約期間も 1年半という報道もあるし、

シュトゥットガルトのフロントも 原口獲得が今季の目玉だったのかも しれないね。

とはいえ、原口はもう31歳ですから 移籍にはすごい悩んだかもしれないですね。

優勝争いをしているチームの準スタメンの 選手に移籍金を払って獲得することは、

原口はシュトゥットガルトの フロントから高い評価を受けていたと いうことでしょうか?

そうかもしれないね。

そういったところに心を動かされて 原口はシュトゥットガルトへの 移籍を決断したのかもしれないね。

実際シュトゥットガルトは どういう意図で原口を獲得したんですか?

シュトゥットガルトの スポーツディレクターである ファビアン・ウォルゲムートは

「優れたフットボールの 資質と豊富な経験をチームに もたらしてくれる。」

「彼はすでにブンデスリーガを 知っているため、新たな環境でも 準備期間は必要ないだろう。」

「短期間でチームの レベルを上げられるはず。」

「シュトゥットガルトに 迎えることがとてもうれしいです。」

と、低迷するチームの即戦力として 期待を寄せているようだね。

即戦力として考えて くれているようで安心です!

早速移籍後最初の試合で後半から 途中出場していたね!

一方でシュトゥットガルトの公式SNSの 原口の移籍発表の投稿のコメントには ドイツ語で、

「まあ、確かに悪い選手ではないが、 なぜウニオン・ベルリンは原口を 放出したのか不気味。」

「まあ少なくとも経験がある人」

などと、少しだけ否定的な コメントもあるようなんだ。

サポーターからはあまり歓迎 されていないんですかね?

そうかもしれないね。

ウニオン・ベルリンでは 準スタメン扱いだったけど、

シュトゥットガルトでは スタメンの座を確保することが できそうなんですか?

シュトゥットガルトの 基本フォーメーションは4-3-3。

両ウイングには、若手で勢いのある サイラス・カトンパ・ムブンパと

トーマス・カスタナラスがいるから ここでの起用は難しいかもしれない。

となると、中盤で遠藤の相方として 起用されることが増えるのではないかな?

ドイツブンデスリーガの チームの中盤が日本人で 構成されるなんて熱いです!

ただ、もちろんライバルもいるよ。

ナウイル・アハマダ、 クリス・ヒューリッヒ、 そしてもちろん遠藤も。

ライバルは多いけど ぜひ原口にはスタメンの座を 勝ち取ってほしいね。

これで原口がシュトゥットガルトで 大活躍して残留に貢献したら、

シュトゥットガルトの 英雄になれますね!

そうだね。現時点では今回の 原口の移籍が正解だったのかは もちろんわからないけど、

シュトゥットガルトで活躍して 将来的に浦和レッズに戻ってきて 2026年のワールドカップに選ばれるよう

頑張ってほしいね。

期待してます!

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