2023年の開幕でもある3月の親善試合、 コロンビアに続いて南米でマッチメイク してるみたいだね！

噂レベルだとアルゼンチンが初戦に なるんじゃないか…って話もみましたよ。

アルゼンチンにしてもどこにしても、 どれだけの選手がきて出場してくれるかが 問題なわけだけど実現すれば嬉しいよね。

ですねー。優勝国との対戦なんて 楽しみすぎて仕方がないです！

それともう1つ問題があるよね。 果たして日本代表に選ばれる選手は 誰になるのか。

ですね！恐らく海外組が中心に なるんでしょうけど、その時の コンディションも気になりますね。

あとはどれくらい4年後を目指す メンバーになるか、だよね。

既に森保監督は

「ベースはW杯に出場した選手」

とコメントしながらも一部のポジション、 例えばGKなどについては、

「日本の最高峰はJ1だというところ。 そこを目指した上で日本代表、世界も 目指していくという優先順位をつける。」

「平等には見ていきたいが、招集やチーム 編成では、よりレベルの高いところ から考えていく」

とし、J2降格した清水所属のGKである 権田については少し難色を示している。

権田ももう33歳ですもんね。

そういった年齢の事情も含めて、 どういった選手を選んでいくのか、 まさに注目が集まるところなんだけど、

私がもう1つ注目したいのは、 背番号、ずばり10番が誰になるか。

背番号問題ですね…。

10番と言えばこれまでは南野が つけていましたけど、このタイミングで 交代もあり得るんじゃないですか？

どうだろう…。まず背番号10番は アディダスと契約してる選手がとても 多いって話は知ってるよね？

まぁなんとなくは…。というか、 100％アディダスだと思ってました。 違うんですか？

過去に背番号10番を背負った選手、 W杯の時に限って言えば、2002年の日韓。 この時に背番号10番をつけていたゴン中山。

中山はプーマと契約していたんだけど、 例外はこの時のみだね。

98年の名波、06年、10年の中村俊輔、 14年、18年の香川、22年の南野。

奇麗にアディダスばかりですね。

02年の中山もこの時は中村俊輔が 確実視されていた代表からまさかの落選。

背番号10番がポッカリと浮いて しまったわけですね。

そこで精神的支柱として秋田とともに 招集された中山がつけたという感じ。

それを表すかのように、出場は ロシア戦の途中出場のみ。

中山なら誰も文句は言わない でしょうしね…。

この背番号10番は、都市伝説ではなく 選手の口からもアディダスと契約してる 選手が望ましいという事が語られている。

日本代表で最多出場を誇る遠藤保仁が 代表復帰した際の背番号について、

「協会とアディダスが決めているし 僕は背番号は何番でも良かった。」

と語っている、巨大なスポンサーだし、 ある程度は想像つくけど、花形である 背番号10番は自社契約の選手にして欲しい。

それを裏付けるかのように、本田圭佑も 自身の好きな番号は10番と明かした上で、

「でも代表の10番は決まってるでしょ。 現実的に面白い番号が何か考えたら、 3か4が好きかなと思って」

と自身のトレードマークにもなった 背番号4が生まれた経緯を語る時に 背番号10番についても触れている。

ちなみに本田が契約しているメーカーは ミズノ。そして当時の10番は香川真司。

うーん、本田ですら忖度を…。 背番号10番っぽいのは香川よりも むしろ本田なんですけどね。

日本代表とアディダスがスポンサー契約を 結んだのは1999年。そうやって考えると 98年の名波はただの偶然に近いんだけど、

また日本代表のもう1つの巨大なスポンサー である電通も含めて、特定の背番号に ついては圧力があるのは周知の事実だよね。

うーん、やっぱりわかってても こういうのはもっちゃりしますよね。

これまで長期にわたって背番号10番を 背負ってきた中村俊輔と香川真司。

そしてそのあとに続いているのが 南野というわけですね。過去の例から言うと 2大会は背番号10は変わっていませんが…。

中村俊輔は2010年のW杯を最後に 代表を引退。それによって10番は空位に。

そして香川真司はそれまでのパフォーマンス から代表落選もあるのでは？と言われて いたわけだけど、監督交代で息を吹き返し、

2018年のW杯での乾との名コンビ復活、 双方に良い影響を与えベルギーを追い詰めた のは覚えている人も多いよね。

ですねー！

大会後、森保監督になって代表からは 遠ざかっていたものの、2019年に代表復帰。

この頃は中島翔哉が背番号10番に 定着していたものの、香川が復帰すると 背番号10は香川のもとに。

むむむ…。つまり背番号10番は よほどの事がない限りは変わらない。 そういう事ですか？

過去を振り返るとそういう結論に なってしまうんだよね。

うーん、南野…。どうなんでしょう？

カタールW杯での南野は合計で3試合に 出場したものの、目立った活躍はなかった。

スタメンは1度もなし。全て途中出場。

W杯予選を終えたあと、E-1を除く W杯への強化試合は全てで7試合。

パラグアイ、ブラジル、ガーナ、 チュニジア、アメリカ、エクアドル、カナダ。

この7試合のうち南野が先発したのは4試合。 ブラジル、チュニジア、エクアドル、カナダ。

南野だけが悪いわけではないんだけど、 この4試合は未勝利。1分け3敗と見事に 結果が出ていないんだよね。

これはつらすぎる…。

そう考えるとW杯で背番号10番を 与えられながらチームに勝利をもたらす 事ができなかったという意味で、

1つのサイクルが終わったという見方も できるわけで、このタイミングで背番号を 変更する可能性を期待したいんだけど…。

アディダスの壁は厚い、という感じですね。

でも今気づいたんですが、南野以外の アディダスの選手に背番号10番を譲るって 形ならありえなくもないんじゃないですか？

そう、その形ならあり得るかなと思う。 候補でいうと、間違いなく名前があがるのが ソシエダの久保になるよね。

カタールW杯に呼ばれた選手でアディダスの スパイクを履いているのはまず南野。 そして久保、浅野の3人。

思ったよりも少ないですね…。

この中でプレースタイル的に10番を 背負っても違和感がない選手と言えば 久保が一番当てはまるし、

南野と浅野が28歳と4年後を見越すと 年齢的に微妙な年齢であるのに対し、久保は 21歳とこれからの代表の中心になれる年齢。

そう考えたら、久保の背番号10番は アディダス的にもメリットが大きい気が！

そうなってくると、森保監督が 久保をうまく使えるかどうか、そういう 問題も浮上してくる。

確かに久保はW杯の中断を経て再開後は ソシエダの中心選手の1人。

ラリーガで上位につけ、ELでも 勝ち残り、来期はCLの出場権獲得も 十分視野に入ってるクラブの主力。

そう考えると代表に呼び、その能力を 十二分に発揮してもらいたいところだけど、

先月末から欧州視察を行っている 森保監督のスケジュールを確認すると、

フランス、ドイツを中心に視察し、 伊東が所属するランスの試合を視察。

そのあとはドイツに渡り、吉田らと 対話をした後に帰国。

帰国後、今回の海外視察について インタビューされた際は、

「自分の良さも足りないところも 全てレベルが上がっていると思う」

「攻撃の部分で得点を取る能力も上がって いるし、得点チャンスを作り出す クオリティーも上がっている。」

「何よりインテンシティ高く、攻撃も守備も チームに貢献できており、素晴らしい成長」

と三笘を絶賛。

「W杯では途中出場で、五輪もそういう 起用が多かったけど、先発でプレー できるだけの力があると思って見ている」

と今後の起用方法も示唆するほど 具体的な起用法について言及してるものの、

インタビューで確認する限りでは 久保への言及はなし。W杯での起用法からも 久保の事はどうも評価していない気がする。

また攻撃面を担当すると思われる、 新コーチの名波もW杯での久保について、

「フィジカル面に不安がある。 体格の勝る相手だと使いづらい」

「自分ならスペイン戦では使わない」

と発言していたように、首脳陣において 久保がどうも過小評価されてる傾向も あるのが気になるんだよね。

フィジカル面に不安があるならば ラリーガであんなに活躍できないと 思うんですけど…。

百歩譲ってフィジカル面に不安があると しても、それを補って余りある判断力、 そしてチーム内での役割を理解してる。

それだけの戦術理解度を含めた能力が ないとラリーガではやっていけてないはず。

ですよね…。少なくともW杯以降の ラリーガでの久保をみて判断してもらえたら ありがたいところなんですが。

擁護するわけではないけど、代表とクラブと かける時間もコンセプトも違うから、 ソシエダでのプレーがそのままできるか、

ここには大きな疑問があるわけだけど、 それは久保の問題ではなく、戦術やチームの コンセプトの問題。

ここから4年間あるわけだから、 背番号10番を久保に与えてチームの 中心に据えるという意志表示のもと、

できるだけチャレンジして欲しい というのが私の率直な希望だね。

背番号10番問題、案外根深いですね…。