まさかの背番号10番不在!代表サバイバルがはじまる2023年初戦のウルグアイ戦! スタメン起用を明言されている三笘をどう活かすか?4年後を目指すシステム、戦術はここからスタート! 世代交代が急務な両SB、冨安離脱、久保・前田欠場の穴は誰が埋めるのか?ゆっくり解説
いよいよ今日はウルグアイ戦だね!
2023年の初戦なわけだし野球に負けずに盛り上がるような試合を期待したいですが…。
海外で行われてる真剣勝負の大舞台と国内で行われる親善試合とじゃ、比較対象にならないけどね笑
それでも良い試合、面白い試合、そして何より今後に期待できるような試合を期待したいよね。
ですね!三笘や久保、鎌田のようなカタール組と新戦力候補をみるのが楽しみです!
そうだね。新戦力やこの日の布陣などについては会見で森保監督からも具体的なコメントがあった。
それらも含めてウルグアイ戦の見所やチェックしたい点を確認したいね。
まずは三笘や久保ら、W杯後に所属クラブでブレイクを果たした選手について。
久保については残念ながら、この2連戦で観る事がないかもしれない。
今月の16日にコロナのような症状があったと本人が言っていたように、罹患の可能性があり、
また入国の際の検査では新型コロナウイルスの陰性確認がとれなかった。
あら…大事に至らないといいですが…。
実際、直近のエルチェ戦ではゴールも決めているし、コロナの症状も発症していないんだよね。
だから状態に問題があるわけではないんだけど、前日練習は欠席。
ウルグアイ戦は欠場が濃厚。コロンビア戦にはそういった部分が間に合うかどうかってところだね。
代表ではいまいち定着できてないのが久保の現状ですから、良いパフォーマンスをみせたかったでしょうが…。
こればっかりはしょうがないね。コロンビア戦に間に合わなくても休養を取れたと思ってクラブで頑張って欲しいね。
そしてクラブでブレイクしたもう一人、三笘については森保監督から
「基本的に練習を見てから決めるが、三笘は明日先発にしています」
とスタメン起用を明言している。
これは楽しみですねー!三笘をスタメンでなぜ使わない?という疑問は多くの人が持ってたと思いますし。
スーパーサブとしてジョーカー的な起用の方が良いという人もいるし、スタメンで使えという人もいるし、
三笘の代表での起用方法については議論が絶えなかったわけだけど、これも三笘の能力の高さあってこそ。
「力がないからサブだったのではなく、先発でできる力はあった。」
「ただ、カタールに入ってくるときの彼の状態、コンディションが100かというとそうではない事があったり。」
と森保監督もコメントしているように能力の高さは誰しもが認めるところ。
ブライトンでの三笘を活かし、そして周りも活かされるような形を代表でも期待したいところだね。
ですね!左サイドは誰と組む形になるんでしょう?
まずシステムについては
「4-2-3-1からスタート。これからベースになっていくのかというのも、まずはチャレンジしてみてそこから」
とこれも明確にコメントしている。カタールでは相手によって5バックのような形を採用していたけど、
ここから4年後を見据えてオプションも視野に入れつつ、4-2-3-1でいく、と。
そしてゲームキャプテンには遠藤航を指名している。そこからも遠藤が中盤に入る事はほぼ確定だね。
という事はもう1人の中盤の底は守田あたりになりますかね?
そうだね、直近の試合であるアーセナルとのELでは出場停止で試合には出ていない。
コンディションも問題ないだろうし、恐らく遠藤と守田のコンビだろうね。
中盤の真ん中には久保が欠場ならばここで鎌田を使う事になるかな。
ここまではカタールをベースにした中盤の布陣という感じですね。
ただしW杯で鎌田と三笘が共存した時間をみてみると、それぞれの試合で多少はあったものの、お互いが先発となると、
昨年の6月に行われたパラグアイ戦以来。三笘はもちろんですが、鎌田もスタメンに定着したのは最近の事だからね。
W杯を経て、成長した2人が先発でどうやってゲームを作っていくかに注目ですね!
あと注目したいのは左SBだよね。ブライトンではエストゥピニャンという頼もしいパートナーがいるわけだけど、
三笘とプレーエリアが被ってしまうという問題も同時に浮上している。日本代表の左SBは伊藤洋輝が最右翼だろうけど、
対抗としてバングーナガンデ佳史扶という新戦力も招集されているけど、ここをどう見極めていくか。
伊藤は三笘と左サイドを務めた経験があるよね。連携不足な面も見られたよね。そこが改善されていれば面白いけど、
バングーナガンデは見る限り力強い、フィジカルに優れた選手にみえる。
伊藤はシュツットガルトで多くの試合でスタメン出場しているように能力の高さは証明されていると思うんだけど、
実は左SBではなく、左のCBでの起用ほとんどなんだよね。
あら、そうなんですね…。
冨安も離脱した今、板倉とのCBを組める選手を増やしておくのもオプションとしてとても大事。
伊藤はCBとして起用し、バングーナガンデを左SBに抜擢するのも面白いと思うよ。
三笘を中心にして考えても、色々なパターンがありますね。
攻撃の中心になる選手だからね。いろいろな組み合わせの中からベストを模索して欲しいね。
あとは三笘の対抗馬として、新戦力も招集している。
森保監督も招集の際のインタビューにて個人名を何人かだしたけど、そのうちの1人がLASKリンツの中村。
本人はこの招集について、
「プレミアで得点やアシスト、それ以外のプレーも見せている。自分はまだ比較対象じゃないし、ライバルという感覚もない」
と三笘を謙虚にリスペクトしてるけど、点を取る、という点に関しては負けてない。
背番号も7番という日本代表において特別な番号をもらっているわけだし、ヨーロッパでの成果を見せて欲しいね。
待ちに待った代表だし、中村には私も期待してます!
話をSBに戻すと両SBともに酒井、長友らからの世代交代は急務。
中村と同様に招集の際に森保監督が個人名を出していたのが右SBの菅原。
怪我さえなければカタールでプレーしてたかもってぐらいの選手ですしね。
「菅原はチーム内での立ち位置が明らかに変わったなと感じました。」
「以前はレギュラーの座を取るために戦っていましたけど、今はチームの中心として信頼されながらプレーしている。」
と、視察を経て菅原の成長を森保監督も認めているように右に定着して欲しい選手。
ウルグアイ戦では一回り成長した姿を見せて欲しいね。
コンビを組む中盤の右はどうなりますかね?
ここは堂安か伊東になるんだろうけど、なかなか難しいよね。
ブンデスで出場機会を増やし上位争いを経験している堂安、リーグアンでも存在感を見せている伊東。
ともに代表でも実績がある2人だし甲乙つけがたいですね。
ただ個人的には久保と堂安はセットで使ってみて欲しい気持ちはある。
久保がウルグアイ戦欠場が濃厚ならば鎌田と伊東でウルグアイ戦に臨んで、
コロンビア戦で堂安という形はどうかなと思う。というのも、カタールでは久保と堂安の併用は実現しなかった。
久保、堂安ともに出場機会はありましたけど前半で久保が代わって堂安は後半から投入するパターン多かったですね。
ウルグアイ、コロンビアといえばアジアとは一線を画す南米の雄。
その両国のどちらかに、このコンビを試してみて欲しいんだけどね。
その辺りも見所ですね!
次にFW。ここが一番難しいというかなんというか…。
今回の招集だと、前田、浅野、上田、町野。あとは西村もここですかね?
まず前田は前日練習も欠席。怪我の影響もあるし無理はさせないだろうね。
そうなると、浅野か上田ですかね。
森保監督のサッカーをよく知ってるのは浅野になるし、今季の調子で言えばベルギーで14ゴールをあげている上田。
出来たら調子の良い選手を使って欲しいですけど…。
FWははっきりいって団子状態。上田は調子が良いとはいえ、代表ではノーゴールが続いているし、
浅野も固定するほどの選手ではない。Jリーグで活躍する町野や西村にだってチャンスはあるんじゃないかな?
ただ問題はシステム。FWとして、というよりはワントップとしての能力が求められてくる。
今後のベースが4-2-3-1になるならなおの事ですね。
そうやって考えると怪我から復調すればスピードと運動量という特徴がある前田が一番ハマるだろうし、
それまでに各FWはこのシステムでもやれるんだってところをみせていく必要があるね。
FWは最も争いが厳しいサバイバルですね!
最後にGK。最も経験があるのはシュミットダニエルだけど背番号1をもらったのは大迫。
背番号からいくと大迫が先発になる可能性はありますよね。
この3人は代表キャップでいってもそこまで大差はない。欲を言えばGKから攻撃を組み立てる力がほしいかな。
いわゆるフィードですね。
DFとの連携もそうだけど、カウンターの起点としてもGKが機能すれば色々な攻撃のオプションが増える。
この2試合はゴールを脅かされるシーンも多々あると思うけど、起用されたGkの攻撃参加の方もチェックしたいね。
ウルグアイ戦についてはこんな感じかな。どちらかというとカタールをベースにスパイスで新戦力を加える。
劇的な変化がはないだろうし、ある意味で安心してみられる。悪くいえば代わり映えしないって事だけど笑
でもW杯を経て成長した選手たちがこっちの予想を超えてくる事だってありますよ!
もちろんそれを期待したいよね。どういう試合になるのか、夜が楽しみだよ。